美肌の味方!かぼちゃの栄養素&おすすめレシピ
- 料理
更新日:2016年12月26日
秋の味覚「かぼちゃ」。料理やスイーツまで幅広く使用されており、好きな方も多いのでは。今回は女性にうれしい栄養がたっぷりつまったかぼちゃの豆知識と、おすすめのレシピをご紹介します。
美肌の味方、かぼちゃ
かぼちゃの種類は、大きく分けて3つあります。
水分が多くねっとりとした「日本かぼちゃ」。ホクホクと甘い「西洋かぼちゃ」。そして、細長い形や小さいものも多い「ペポかぼちゃ」。
現在は、西洋かぼちゃが主流です。
果肉の鮮やかなオレンジ色はβカロテンの色で、粘膜や皮膚を丈夫にし、風邪の予防や肌荒れの防止にも効果が期待できます。また、抗酸化作用があり、ビタミンCと共にがん予防に働くとされています。
岡山では、重さ500グラム程の小ぶりなかぼちゃ「坊ちゃん南瓜」が特産として知られており、強い甘みとホクホクとした食感が特徴。また、ビタミンAが普通のかぼちゃの3~4倍多く含まれています。
かぼちゃの皮は、果肉の部分以上に栄養価が高いので皮ごと食べるのがおすすめ。煮物などにする場合は、適度に皮を残して調理しましょう。
調理のコツ
油との相性がよく、βカロテンの吸収率も高まるので、炒めものや揚げ物がおすすめ。
かぼちゃは、果肉だけを調理して食べることがほとんどですが、実は普段捨ててしまうワタやタネにも多くの栄養素が!ワタに含まれるβカロテンの量は果肉の5倍といわれ、タネにはビタミン・ミネラルが豊富です。
ワタは、お味噌汁やスープなどの具として。タネは、天日でカラカラになるまで乾かし、フライパンで炒って塩・こしょうなどお好みのスパイスをふりかければ、ヘルシーなおやつや、おつまみになります。捨てずに美味しくいただきましょう。
からだによく効く!食べあわせ
かぼちゃに含まれるβカロテンやビタミンC・Eは、たんぱく質が豊富な食材と一緒にとるようにしましょう。からだの細胞をつくる、たんぱく質を組み合わせることで免疫力増強の作用が働きます。
食べあわせ例
- ●かぼちゃ(βカロテン、ビタミンC) + 鶏肉、豚肉(たんぱく質) = かぜ予防
- ●かぼちゃ(ビタミンC・E) + 鶏肉、豚肉(たんぱく質) = 免疫力増強
- ●かぼちゃ(ビタミンC) + チーズ(たんぱく質、カルシウム) = ストレス緩和
秋の味覚 かぼちゃレシピ
かぼちゃのそぼろ煮
かぼちゃに鶏肉とショウガをプラス。
かぼちゃのポタージュ
とろ~りなめらかな舌触りのかぼちゃのポタージュ
えび入りかぼちゃ団子のカシューナッツ揚げ
ホクホクのかぼちゃ団子に、ナッツが香ばしい。
チーズとかぼちゃのトルティージャ
野菜の甘味をそのままに。
かぼちゃのババロア
ひんやりおいしいかぼちゃのババロア。
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