コンロの基本「グリル」
- 料理
更新日:2019年05月20日
グリルの最大の特徴は、高温で調理ができること。短時間で火を通すので、食材の旨みをギュッと閉じ込め、余分な油を落としておいしくヘルシーに仕上げることができます。肉や魚の調理はもちろん、フライやお惣菜の温め直しにも使えます。
グリルの高温調理で、手間なく・おいしく!
調理中のグリル庫内の温度は、約300~400℃の超高温!
(一般的に高温調理に使われているオーブンが約250℃程度)
グリルの「直火」で食材の表面をこんがり香ばしく焼き上げるとともに、グリル庫内の「対流熱」が食材を一気にあたためて中までしっかり加熱。短時間でサッと焼きあげるので、食材の旨みを逃がさず、肉や魚もジューシーにおいしく焼き上がります。
また、フライやお惣菜の温め直しにも使うことができ、余分な油を落とすのでカラッとヘルシーに仕上がります。
お肉、野菜、お菓子もおまかせ♪
グリルには、魚を焼く以外にも便利な使い方が満載!
肉や野菜料理、トースト、お菓子作り、お惣菜の温め直し等々…ガスならではの直火を生かしてピザを焼くこともできます。
設定時間になるとグリルを自動で消火してくれるタイマー機能や、魚の焼き加減を「姿焼き」「切り身」「干物」から選択するとコンロが自動で調整してくれるオートグリル機能など、食材の焼き過ぎを防ぐ便利なお助け機能も。
省電力&短時間で焼きあがるので、節電にもつながります。
魚のニオイが他の食材に移ることはある?
魚やお肉、野菜、パンなど、様々な食材の加熱に利用できるグリル。魚を焼いた後のグリルでパンを焼くとニオイ移りしてしまうのでは……と心配な方もいるのでは。
食材の加熱中には、食材の表面から水分が放出されるので、基本的にニオイ移りはありません。ただし、グリルの消火後には、食材が冷める前に取り出しましょう。
水無し両面焼きでより使いやすく
グリルには「片面焼」と「両面焼」の2種類があります。片面焼はグリルに水を入れるタイプと入れないタイプがあり、加熱している途中で、食材を裏返す必要があります。
両面焼なら上下からの加熱で焼き上げるので、水を入れたり、食材を裏返したりする手間がありません。片面焼きと比べて短時間で調理することができ、魚を焼く時などにも身がくずれにくく、簡単に調理できます。
(※上の写真は両面焼き)
グリルをもっと便利にするオプションも充実
グリル庫内に入れて使う便利な付属品をご紹介します。
トーストプレートは、トーストを焼くのはもちろん、網から落ちる小さな食材のグリル調理にもおすすめ。ピザプレートは約24cmの大きな石窯風ピザが焼けるだけでなく、ちょっとしたおつまみ作りにも活用できます。
ダッチオーブンは、味付けした食材を入れるだけで本格的な料理を家庭で簡単に楽しめる金属製の鍋で、お菓子やパン作りまで楽しめます。
どれか一つを持っているだけでも料理の幅が広がります。
(※上の写真はピザプレート)
調理後のお手入れも楽々♪
毎日気持ちよく活用できるように、グリルのお手入れ性能も大幅アップ!
グリル庫内の形がフラットなのでふき取り掃除がしやすくなり、網やグリルの扉などのそれぞれのパーツをバラバラに分解してお掃除ができるものも登場しました。
また、調理中の煙やニオイを抑える機能が付いたグリルもあります。
例えばこんな使い方!
焼きいわし
水無し両面焼グリルなら、魚をグリルに入れて焼くだけ。事前に水を入れたり、途中で魚を返す手間もかかりません。
オートグリル機能を使う場合
- グリルの焼き網に、塩をふったいわしを並べる。
- オートメニューの「姿焼」を選択し、水や油は入れずにボタンを押す。あとは焼きあがるのを待つだけ。
グリルの調理タイマーを使う場合
- グリルの焼き網に、塩をふったいわしを並べる。
- 水や油は入れずにグリルを点火。グリルのバーナーを上下それぞれ強火にし、グリルのタイマーを7分にセット。
関連ページ
※この記事は2016年10月12日の公開後、追記・修正をして2019年5月20日に改めて公開しました。