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生活情報 お酒の基礎知識~ワイン編~

お酒の基礎知識~ワイン編~

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更新日:2016年10月11日

おいしいお酒を気のあう仲間と飲むのはとっても楽しい時間ですね。
「お酒を飲むのは好きだけど、カクテルしか飲めない」、「おいしいワインがわからない」…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ワインの基礎知識と料理の相性についてご紹介します。

ワインとは?

ワインはぶどうのみを原材料にしたお酒のことで、水などを足さずに、ぶどうの果汁をそのまま発酵させて造ります。つまり、ぶどうの品質がダイレクトにワインの味わいへ反映されるので、品質の良いぶどうが実れば、上質のワインが出来上がるのです。
天候によってぶどうの味が変わるように、生産者が同じでもワインは収穫された年で品質や価格が異なります。

ワインの種類を知ろう!

一般的によく知られているのは、「白ワイン」、「赤ワイン」、「ロゼワイン」。その他にも、味などによっても分けることができます。

1.色による違い
白ワイン…色が透明に近く、赤い色がないワイン。一般的に白ぶどうから造られ、渋みやほろ苦さ少ない。
赤ワイン…濃い赤色のワイン。一般的に黒ぶどうから造られ、心地よい渋みやほろ苦さがある。
ロゼワイン…薄いピンク色のような、淡い赤い色のワイン。酸味と爽やかな風味が特徴。

2.味による違い
糖分による甘さの度合いについて、甘口、中甘口、辛口に分けられます。
また、味わいの濃いものをフルボディ、淡い味わいだとライトボディ、その中間をミディアムボディといいます。

3.泡立ちによる違い
スティルワイン…泡立ちのないワイン。通常のワインは、これに分類されます。
スパークリングワイン…二酸化炭素を含んだワイン。大半が白ワインで造られています。

 
白ワイン
赤ワイン
ロゼワイン

ワインと料理の相性

ワインは料理と合わせてこそ、楽しむことができます。その組み合わせは味わいによって決まります。

濃厚な赤ワインとシンプルな肉料理
赤ワインには赤身の肉や魚の料理が合いますが、その料理方法によって異なります。渋みの強い赤ワインには、ステーキなどといった肉のうまみをそのまま味わうことのできる料理がおすすめです。

香りが豊な赤ワインと煮込み系の肉料理
華やかな香りのワインには、煮込み料理などのまろやかさとコクの出た料理がおすすめ。牛肉の赤ワイン煮など相性バツグン!

重厚な白ワインと魚介類のコクのある料理
白ワインには鶏肉のような白身の肉や、白身魚を使った料理が一般的に合うと言われています。その中でも味にボリュームのあるワインにはコクのあるクリームソースなどを使用した料理がおすすめです。

爽やかな白ワインと魚介類のコクのある料理
すっきりとした味わいの白ワインには、同じくさっぱりした味付けの魚介類の料理が合います。爽やかで酸味のある白ワインとカルパッチョなどの組み合わせにしましょう。

ワインとチーズは相性バツグン

ワインが好きな方へチーズをお土産に持っていくと喜ばれたことはありませんか。また、ワインの売り場にチーズも一緒に販売しているところも多くあります。その理由として、チーズが調理の手間いらずなことと、ワインとの相性がバツグンなことが挙げられます。
ワインとチーズを合わせるのに、失敗がないのが産地を合わせること。その他にも、チーズの種類によって選ぶワインが異なります。

では、チーズ別に組み合わせをご紹介します。
チーズ内部に青カビを仕込んだチーズ。塩味が強めですが、ハチミツをかけて食べるとマイルドになります。この組み合わせだと、お互い個性を損なうことなく楽しむことができます。
表面に白いカビを繁殖させたチーズ。舌触りがマイルド。チーズの風味やまろやかさが残り、好相性です。生クリーム添加タイプだとボディがしっかりしたワインが合います。
主に熟成されせないチーズ。前菜や食後に使われることが多く、淡白な味わいです。そのため、どんなワインにも合いやすく、チーズの優しいミルクの後味と、ワインのフレッシュな余韻がどちらも綺麗に持続します。
山羊乳チーズのこと。酸味が強くポソポソしていますが、熟成するとコクが出ます。チーズとワインのどちらにも酸味という共通点があるので、まとまりがでます。チーズの熟成が進むと味が変わるので、ワインも重めにしてみるなどしてみましょう。
独特な香りをがありますが、皮を取り除けばクセがなくなります。ウォッシュ特有の特徴ある香りが、重めのワインと同調して旨みに変わります。フルボディの白ワインとも相性が良いのも特徴です。
水分を取り除いて造られたチーズ。少し柔らかく調理に使用されるものがセミハードで、硬いものがハードです。ワインの華やかな香りがチーズにさらに旨みを与えます。熟成の進み具合によって、様々なワインを試してみるのもいいですね。