睡眠で美肌の基礎作り!お肌を整えるポイントを紹介
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更新日:2020年05月28日
肌荒れがひどくなった、お化粧のノリが悪くなったなど肌の悩みを持つ女性は少なくありません。サプリメントに頼ってみたり、高級エステに通ってみるのもいいですが、まずは日々の生活を少し振り返ってみましょう。生活習慣を見直してみると、美肌になるポイントが隠されています。
美肌の基礎は睡眠
美肌の大敵は睡眠不足。毎日睡眠時間が5時間ほどという方も多いのではないでしょうか。
睡眠時間が少なくても「週末にたくさん寝るから大丈夫!」と考える方もいると思いますが、疲労は蓄積されても睡眠は蓄積できません。
一度に多くの睡眠時間をとる「寝だめ」は、その日はたくさん寝たから元気かもしれませんが、何日も元気でいられるわけではないのです。
毎日が忙しく、やりたいことがたくさんある方は、寝る時間がもったいないと思うかもしれません。しかし、わたしたちが思っている以上に睡眠は体に影響を与え、3時間と6時間の睡眠では、体の疲れが全く異なります。
日々の疲れと肌の調子は関係があり、疲れが取れると肌もキレイになります。
人間の肌は睡眠中に再生されます。個人差はありますが、睡眠に入って約3時間後にホルモンが分泌され、その後3時間にかけて徐々に細胞分裂が行われるといわれています。つまり、最低でも1日に6時間は睡眠時間が必要になるのです。
毎日6時間の睡眠がとれると、体の調子も良くなり、美肌へとつながります。いつまでもキレイでいたいのが女性です。もう一度、日々の生活習慣を見直してみましょう。上手に過ごせば、睡眠時間の確保はできるはずです。
睡眠に最適な時間帯は?
睡眠時間も大切ですが、寝る時間帯も大切です。
肌に最適と言われる時間帯は午後10時から午前2時の間。この時間帯に睡眠をとると、美肌にとても効果的といわれます。
しかし普段生活をしている中で、午後10時に布団に入るのは難しいこと。義務のように思うとかえってストレスになる可能性もあるので、いつもより少し早めに寝るなど、できる範囲で睡眠時間がその時間帯に重なるように意識しましょう。
快眠のコツはリラックスすること
美肌には深い睡眠であるほうが、さらに効果的です。なかなか寝付けなかったり、浅い眠りを繰り返すような睡眠では、せっかく最適な時間帯に寝れたとしても、効果が表れにくいかもしれません。
快眠のコツはリラックスすること。寝る前に興奮状態になったり、カフェインの摂取は避けましょう。脳の交感神経を刺激しては、快眠は得られません。誘眠効果のあるアロマを使用したり、ゆっくりと過ごす時間を作りましょう。
また、入浴も効果的です。ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、体温を上げましょう。熱いお湯だと交感神経を刺激してしまうので、約39度のお湯がおすすめです。長く浸かりすぎるのもよくありません。30分以内で湯船から出るようにしましょう。
自分なりのストレス解消方法を見つけよう!
睡眠も十分、偏食もしていないのに肌荒れが治らない……こういった方に共通しているものがストレス。
ストレスを感じていない人などほどんどいません。ストレスの影響は少なからず体にも出てしまい、肌荒れもその影響のひとつと言えます。
肌の老化や免疫力を下げる力を持つ活性酸素は、普通の生活をしていても発生しますが、ストレスを感じるとより多く生成されてしまいます。それが原因でにきびや吹き出物ができやすくなる、肌荒れが治りにくくなるなどの症状がでやすくなります。
ストレスを感じない生活は、よほど恵まれた何不自由ない生活を送っていない限り得ることはできません。そしてストレスを発散させる方法は人それぞれで異なります。自分の趣味をもつ、適度に体を動かしてみる、友人や恋人と遊びに行くなど、心から楽しいと思えることを探しましょう。
ストレスと上手に付き合っていくことが、美肌への第一歩であり、充実した生活を送る秘訣にもなります。
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※この記事は2016年10月1日の公開後、追記・修正をして2020年5月28日に改めて公開しました。