はじめてみよう!ランニングのメリットと走るコツ
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更新日:2020年05月28日
ランニングで身体も心も変わる!
普段身体を動かすことがない方が運動と聞くと、「しんどい」「つらい」「めんどくさい」と思ってしまいがち。「なぜ疲れているのに、さらに疲れないといけないの?」という疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
そんな疑問を解決する方法は、とりあえず走ってみること。何日か走っていると、自然とそんな疑問はなくなります。
ランニングはただ単に、体力がついたり、身体が引き締まったり、痩せたりするだけではありません。注目すべきところは、そういった身体の変化だけではなく生活や心の変化です。
例えば、体型は女性だけでなく男性も気になるところ。走ることで痩せ、自分の目標としている体型になれたら、それだけで少し前向きになれますね。
身体の変化は気持ちを明るく、前向きにさせる力を持っており、ストレスの解消にも繋がります。
ランニングのメリット
道具の準備は必要なし!
スポーツを始めるとなると、何かと必要なものを揃えるのにお金と時間がかかります。準備をするだけで満足し、実際には一度も使ったことがない……なんてことも。
しかし、ランニングはジャージにティーシャツ、スニーカーがあれば、すぐにでも始められるスポーツ。とっても気軽に始められます。
実年齢よりも若返る!?
ランニングを行っている人は生き生きしているせいか、顔つきも実年齢よりも若くみられることが多いそうです。
身体が引き締まるから、だけでなく美容にも絶大な効果があり、適度に汗をかくことで血行がよくなり、新陳代謝がアップします。
そうすると肌にもツヤやハリが生じて、肌年齢も若返ったように見えるのです。
ネガティブ思考とさようなら
複雑な人間関係や仕事のトラブルなど、最近はストレス社会と言われるほどいろいろな悩みを持つ人が多くなっています。
ストレスの発散方法は人それぞれですが、ぜひオススメしたいのがランニング。走っていると、不思議なことにそれまで気にしていたことから開放される瞬間が訪れます。
そして走り終わった頃には、悩み事に対しても前向きに考えられるようになることも。
また、肉体的疲労から夜もぐっすりと眠れるようになるので、疲労もすっきりとることができます。ランニングはストレス社会に打ち勝つ最大の武器とも言えますね。
こんな人こそランニングがおすすめ
「時間がない」「忙しい」が口癖の人
少し生活を振り返ってみましょう。例えば何も考えずにテレビを見ている、ベッドの上でごろごろしている、お酒を長時間飲んでいる……ランニングはたった30分するだけでも効果は得られます。
こういったスキマ時間を有効活用したら30分ほどの時間の余裕はあるはず。
有名な作家さんや、社長さんといった、仕事ができる人ほど走っている方も多いそうです。時間を有効活用し、日々の生活にメリハリをつけましょう。
身体にガタがきていると思っている人
肩・腰・ひざなどが痛くて……といった悩みは、毎日デスクワークであったり、長距離ドライバーの方に多い悩みです。
体調不良の原因は、毎日同じ姿勢で長時間過ごしていることから血行が悪くなっている、もしくは骨が弱くなっている可能性があります。
こういった方こそ、身体を動かして血行をよくし、骨を強くしていきましょう。そうすると身体の痛みは自然になくなっていくはずです。
体力がない人
階段を登っただけで息切れ……走るなんて無理!それは違います。体力がない人こそ身体を動かす必要があります。
そのままにしておけば、体力は落ちていく一方で、余計に疲れやすくなってしまいます。日頃のだるさが抜けないときは、身体に刺激を与えましょう。ぐっすり眠れて、疲れも取れやすくなります。
メタボリック・シンドロームの人
通称メタボと言われる人こそ、ランニングをおすすめします。
自分は痩せているから大丈夫!そんなことはありません。外見はスリムであっても、運動から遠ざかっている方は内臓脂肪の多い隠れメタボであったりもします。
運動は生活習慣病から身体を守ってくれます。メタボの方はもちろん、運動をしていないな…と思う方は、ランニングをおすすめします。
ランニングで走るコツは?
理想的なランニングフォーム
・目線
まっすぐ前に向けることが基本。あごがあがったり、下ばかり見ないようにしましょう。
・ひじ
後ろにしっかり引きましょう。腕を振って走るときも、身体より前へ出ないように意識して。
・おなか
前に突き出したり、後ろに引き過ぎないように。おへその下の部分(丹田)に力を入れるような感覚で。
・足
身体の下に着地して、その足に素早く上半身を乗せるように意識しましょう。そうすると前方に重心がかかり、走りやすくなります。
理想的なフォームで走るコツ
1.腕は振るのではなく、肩甲骨の動きによってふられるイメージで。
大きく動かさず、小さくコンパクトに、早く動かしましょう。
2.肩と腰に力を入れないように、リラックスして走りましょう。
猫背になったりしないように、背筋は伸ばすことが大切です。
※運動に慣れていない方は、まずはウォーキングから始めましょう。身体を動かすことに慣れてきてから、自分のペースで走ると、身体に大きな負担をかけずにランニングを行うことができます。
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※この記事は2016年10月1日の公開後、追記・修正をして2020年5月28日に改めて公開しました。