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生活情報 岡山特産品!日生カキが食べられるお店とカキの栄養・保存豆知識

岡山特産品!日生カキが食べられるお店とカキの栄養・保存豆知識

  • 料理

更新日:2018年01月19日

新鮮な海の幸を求めて多くの人が足を運ぶ日生(ひなせ)エリアですが、例年冬になると大人気の特産品が、なんといっても「牡蠣(かき)」。今回はそんな日生カキの販売期間や食べられるお店、食べ方のレシピなどをまとめました。この冬はおいしい&新鮮な牡蠣を求めて、日生へ足を延ばしてみませんか。

岡山のカキ生産量は全国でも第3位!日生カキの特徴は?

日生の備前♥日生大橋とカキいかだ

岡山県の漁師町、日生。シャコや焼き穴子、ワタリガニ等でも有名な日生港ですが、冬になると大人気なのが、やっぱり「牡蠣」

日生カキの特徴は、形が大粒でふっくらしており、しかも貝の身が白くやわらかで、加熱しても縮みにくいこと!

おいしさの秘密は、カキが育つ「海」にあります。一級河川の吉井川や旭川、兵庫県の千種川、そして周囲の島々から豊富な養分が海に流れ出し、カキにとって最適な海域に。

そのため通常は種付けから水揚げまで2~3年かかるカキですが、日生ではわずか1年で出荷できるサイズまでカキがぐんぐん成長。このことから、日生カキは「若牡蠣」とも呼ばれています。

日生カキの販売期間

五味の市の日生牡蠣

日生カキの水揚げは、例年10月下旬頃~年明け2月頃まで。

カキのハイシーズンには、地元で「かき祭り」等のイベントも開催されており、お得にカキが食べられるチャンスです。

日生カキが買えるお店

カキの栄養は?

牡蠣のレモン添え

牡蠣は別名「海のミルク」と呼ばれるほど栄養たっぷりで、濃厚でクリーミーな味わいが特徴。

特に食品の中でもトップクラスの含有量を誇る亜鉛は、味覚を感じる細胞の働きを良くすると言われており、美食を楽しみたい季節にうってつけ。

また、グリコーゲンは疲労回復や肝臓の機能の手助けに、銅や鉄などのミネラルやビタミンB群は貧血の予防に最適。栄養ドリンクでおなじみのアミノ酸の一種「タウリン」には、コレステロールの上昇を抑え、血圧を正常に保つ効果も期待できます。

おすすめの食べ合わせは「レモン」。
食べる前にしぼることで、レモンのビタミンCやクエン酸がカキに含まれる鉄や亜鉛の吸収を助けてくれるのだそうです。

おいしいカキの選び方と保存方法

殻付きの牡蠣

選び方は…

カキの表面にキズや傷みがなく、形に丸みがありきれいで、ツヤツヤと光沢があるものがオススメ。殻付きの場合は殻に厚みがあり、表面に傷が少なく、貝の口が閉じているものを選びましょう。

むき身は傷みやすいので、購入後は早めに調理し、食べきるようにします。

保存するときには…

保存するときには購入したままの状態(保存液などが入っている場合はそのまま)で冷蔵庫に入れておき、調理する直前に洗ってから使用します。殻付きの場合も殻がついたまま、冷蔵庫で保存します。

また、調理する際には中心までしっかり火を通すために85度で1分以上加熱するのが目安。食中毒対策に効果的です。

日生カキを味わうなら外せない!名物「カキオコ」

タマちゃんのカキオコ

毎年楽しみにしている人も多いのが、日生の新名物「カキオコ」

鉄板で焼いたカキを、お好み焼きの上に贅沢にトッピングしたもので、あふれんばかりの大粒のカキは漁師町ならではです。

2018年1月時点では、日生カキオコまちづくりの会認定店は15店舗。各店舗それぞれに特徴があるので、ぜひ好きなカキオコを見つけてみて。

また、新鮮なカキをその場で焼きガキにできるバーベキューや、かき飯、かき丼などこの時期ならではのメニューもオススメです。

カキオコが食べられるお店

タマちゃん外観
【カキオコ】お好み・鉄板焼き タマちゃん
>>タマちゃんの詳しい情報はこちらから
umauma外観
【カキオコ】uma②(ウマウマ)
>>uma②の詳しい情報はこちらから

カキのバーベキューができるお店

冬季限定で日生カキを使ったメニューがあるお店

カフェマルベリー外観
【カキ料理】Cafe Mulberry(カフェマルベリー)
>>カフェマルベリーの詳しい情報はこちらから
民宿旅館よしのや外観
【カキ料理】民宿旅館よしのや
>>民宿旅館よしのやの詳しい情報はこちらから

自宅でも調理してみよう♪カキを使ったおすすめレシピ

カキを手に入れたらどう調理する?カキを使ったおすすめレシピを紹介します。

殻付きカキなら…

素材をじっくり味わえる、シンプルな蒸し焼きがオススメ。
蒸し器などに水をはってカキを殻付きのまま入れ、沸騰させます。そのまま10分ほど蒸すだけで完成! 食べる前にお好みでレモンやすだち等をしぼれば、一層おいしくいただけます。

むき身のカキなら…

おなじみの料理も、カキを使うことでごちそうレシピに大変身。パスタ、シチュー、グラタンなど、アレンジは自由自在です。

かきの中華炒め
【かきの中華炒め】
クリーミーなカキにコチュジャンを加え、ピリ辛風味にアレンジ。シャキシャキした長ネギとほお張れば、ごはんがすすむ味付けです。
>>「かきの中華炒め」レシピはこちらから
かきとほうれん草のうまみたっぷり焼きそば
【かきとほうれん草のうまみたっぷり焼きそば】
ボンゴレパスタならぬ、カキやきそばのレシピ。冬野菜のほうれん草と一緒に炒めて、味付けは塩コショウでシンプルに。
>>「かきとほうれん草のうまみたっぷり焼きそば」レシピはこちらから
牡蠣のコンフィ
【牡蠣のコンフィ】
日持ちしないカキですが、一度火を通すことで常備菜にアレンジ。そのまま食べてもいいですが、バゲットにのせればパーティーにもぴったりなおしゃれな一皿に早変わり。
>>「牡蠣のコンフィ」レシピはこちらから