さつまいも(甘藷)の旬と保存方法の豆知識
- 料理
更新日:2017年08月26日
焼いても、茹でても、揚げてもおいしい「さつまいも(甘藷)」。現在では通年で手に入りますが、本来の旬は秋から冬にかけての9~11月頃です。今回は秋に食べるともっと美味しいさつまいもの保存方法やレシピなど、さつまいもをおいしく食べるためのコツを紹介します。
さつまいもの主な栄養と調理のポイント
さつまいもの主成分は「でんぷん」。このでんぷんを甘い「糖」に変化させるのが、さつまいもに含まれている酵素アミラーゼという成分です。甘みを上手に引き出すためには酵素アミラーゼが活発になるように低温でゆっくりと熱を加え、時間をかけて調理することが重要です。
その他にもさつまいもにはビタミンCや食物繊維がたっぷり含まれており、しかも低カロリーな食材。美肌効果や、整腸作用による便秘改善など、女性に嬉しい効果が期待できます。
おいしい見分け方
①皮の色が鮮やかで、持つとずっしり重いものを選びます。
②軸から蜜が出ているものは完熟して甘味が増しています。
下処理
さつまいもはアクが強く、空気にふれると色が黒ずむ性質があります。切ったらすぐにたっぷりの水にさらし、水が白く濁ってきたらざる等にあげ、水を切ります。
保存方法
泥付きのものはそのまま。洗ってあるものは新聞紙で包んで段ボールやかごに入れ、直射日光が当たらない風通しの良いところで保存します。
また寒さや低温に弱く、ビニール袋に入れるなどして密閉すると、痛みが早くなってしまいます。
さつまいものレシピ
さつまいもを使ったレシピの一例を紹介します。
さつまいも粥
みそと牛乳で味付けた、クリーミーなスープ。さつまいもの甘さと牛乳の組み合わせが◎