米は軽量カップを使ってすり切り一杯きっちり計ります。

米をボウルに入れ、その中に全ての米が水に浸かる量の水を注ぎ、軽くかき混ぜ、水を捨てます。このとき米のヌカや、汚れを洗い流すため素早く行うことがポイントです（約１０秒程）。水を捨て、この作業をもう一度行います。

水を捨て、手のひらで米を軽く押すようにしてシャカシャカとリズムよくとぎます。20回程度混ぜとぎ、水を加えます。素早くかき混ぜ、水を捨てます。水が澄んだようになるまで繰り返し行います（２回程度）。

米はすばやく、丁寧に洗うことがおいしさのポイントです。ザルを使って洗ったり、強く洗いすぎると米が割れてしまうので注意してください。

米を鍋に移し、水加減を行い蓋をし、３０分～１時間浸します。浸水することで、ふっくらとした粘りのあるごはんに炊き上がります。
（時間は夏場で３０分。冬場で１時間を目安にしてください。）

適切な時間米を浸水させることで米の中まで水分を行き渡らせることができ、ムラなく炊くことができます。浸水時間が足りないと芯が残ったごはんになってしまいます。

鍋をガスコンロにセットし、自動炊飯機能でごはんを炊きます。

【自動炊飯機能付きのコンロでない場合の炊き方】
①鍋をガスコンロの上にセットし、沸騰するまで中火で炊きます（約１３分）。
②沸騰したら弱火にます。蒸気が出なくなる、またはグツグツしなくなってきたら火を止めます（弱火にしてから１０分～１５分）。
③そのまま１０分間蒸らします。
※自動炊飯機能はこの火加減を自動で行い、炊きあがりをブザーでお知らせしてくれる機能です。

蒸らしが終了すると自動で消火し、ブザーが鳴って炊きあがりを知らせてくれます。 しゃもじで切るように混ぜ、茶碗に盛ります。

（炊飯に適した鍋）
炊飯用の専用鍋がおすすめです。お持ちでない場合は、アルミ製の厚手の鍋、ステンレス、ホーロー製でもよいです。直径18センチから20センチの鍋で３合程度炊けます。

蓋に蒸気口がない場合や、なべの材質・形状によっては焦げ付きや、ふきこぼれなど上手く炊けない場合もあります。