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生活情報 春が旬!あさりの栄養と砂抜き方法

春が旬!あさりの栄養と砂抜き方法

  • 料理

更新日:2019年03月01日

汁物やパスタなど幅広く使える身近な食材「あさり(浅蜊)」。今回はおいしいあさりの見分け方や、あさりを調理する前におさえておきたい砂抜きの方法、おいしく調理するポイントをまとめました。

あさりの旬と栄養は?

あさりの味噌汁

あさりの旬は3~6月頃。特に4~6月の産卵期をむかえる直前にいちばん身が太っておいしい季節となります。

あさりはマグネシウムや亜鉛などのミネラルが豊富で、動脈硬化の予防や疲労回復に効果が見込めるタウリンも含みます。また、造血作用のある鉄分とビタミンB12を含むので、貧血予防に効果的な食材です。

あさりの砂抜き・下ごしらえの方法

あさりは調理する前の下ごしらえとして、海水程度の塩水につけて「砂抜き」をする必要があります。スーパー等で購入した場合も砂が残っている場合があるので、基本的には砂抜きをしたほうが無難です。

砂抜きの手順

あさりの砂抜き
  1. バットに水と塩を入れ、混ぜて塩を溶かします。
    ※塩水の目安は水1カップ(200ml)に対して小さじ1程度(塩分2~3%)
  2. あさりを入れて平らにならし、あさりの頭が少し出るくらいに塩水を調節します。
  3. バットの上から新聞紙やアルミホイルをかぶせ暗くし、直射日光が当たらない涼しい場所に2~3時間おきます。
    水の温度は常温(約15℃)がベスト。高すぎたり低すぎたりするとうまく砂を吐きません。室温が高い場合は冷蔵庫へ入れるのもオススメです。
  4. 砂抜き後、水でこすり洗いをして、貝殻の汚れを落とします。

こすり洗いとは?

あさりは殻ごと調理することが多いので、殻ごとしっかり洗う必要があります。ボウルに水をはったら両手で貝をすくい、殻と殻をこすり合わせてしっかり汚れを落とし、流水で洗い流しましょう。

あさりを調理するポイント

あさりのアクを取る様子

汁物・スープに使う場合は、あさりを水から鍋に入れて火にかけると、よくダシが出ます。旨みと一緒にアクも出るので、沸騰したら手早くアクをすくい、取り除きましょう。

新鮮なあさりの見分け方

あさりの見分け方

あさりは貝殻の口がかたく閉じているもの、表面に傷がなく艶があるものを選びましょう。

また、異臭がしているものや、パック内の海水が白く濁っている場合は、避けた方が無難。購入後はできるだけ早めに食べるようにしましょう。