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岡山の特産品!サワラの旬と豆知識

  • 料理

更新日:2018年04月06日

瀬戸内海では春を告げる魚としておなじみの「鰆(さわら)」。岡山県南エリアで刺身と言えばサワラのことをさすほど、地域に根差した代表的な魚です。

今回は塩焼きや味噌漬けなどの多彩な調理方法も魅力のサワラにまつわる豆知識や、食べ方、栄養などについて紹介します。

サワラの旬はいつ?

サワラ

サワラは回遊魚のため旬は地域により異なり、産卵後の夏場を除いて、ほぼ通年おいしい魚です。

一般的には春頃が旬の魚として親しまれていますが、これはサワラが水温が15度以上になる5月頃にかけて、産卵のために瀬戸内海にたくさん押し寄せてきていたことに由来。
当時は非常にたくさんサワラがとれたことから「渦潮に鰆とる船数知れず」という歌ものこっているほどです。

関東などでは主に12月~2月頃の身が締まり脂がのった「寒サワラ」を食べることが多く、岡山県では5月頃、和歌山では桜季節に獲れるサワラを「桜サワラ」と呼び親しまれています。

岡山とサワラの関係

ばらずし

岡山では岡山県と香川県の間にある海域「備讃瀬戸(びさんせと)」が、サワラの一大産卵場であったことからサワラ料理が盛んでした。

特に岡山県を代表する郷土料理「ばらずし」との関係は非常に深いもので、当時はサワラをひたした酢を使って酢飯を作り、サワラのアラを煮た汁で酢飯に混ぜる根菜類を煮込んでいました。

そしてばらずしのトッピングの主役はもちろん、酢でしめたサワラの切り身!

ばら寿司はサワラがなければ生まれなかった伝統料理ともいえます。

サワラの栄養

サワラ料理

サワラは良質のたんぱく質や鉄分、ビタミンB2・D、ナイアシン等を含んでおり、特に血圧の上昇を抑えるカリウムが豊富です。

この他にも、頭の働きを良くするDHA、高コレステロールを改善するEPA、タウリンなど栄養豊富で、味噌や麺とよく合う食材です。

サワラは名前が変わる「出世魚」

サワラのイラスト

サワラは大きさにより名前が変わる「出世魚」で、40~50cmのものをサゴシ、60~80cmのものをヤナギサワラ、1m以上の大きなものをサワラと呼びます。

サワラの名前の由来は、魚の腹の幅が細長く狭いという意味の「狭腹(さはら)」。そのためサゴシの名前も「腹」にちなんで「狭腰(さごし)」となっています。

サワラの主食は、イワシやサバなど。たくさん食べるので、1年で30cm以上も大きく成長します。

また、サワラは体が細長い馬面で、気性が獰猛であったことから、江戸時代には「馬鮫魚」と標記されていたそうです。

サワラは白身魚?赤身魚?

サワラの切り身1

見た目から白身魚と思われることが多いサワラですが、正しくは「赤身魚」の仲間です。

回遊魚特有の濃厚な味が特徴で、醤油や酢ともよく合う上品な味わい。

特に新鮮なサワラは身が引き締まってかたく、特に刺身は「鰆の刺身は皿までなめる」と言われるほどの美味しさ。高級魚と比べても引けをとらないと言われています。

おいしい見分け方と保存方法

サワラの切り身2

魚の皮の部分に瑞々しく張りがあり、鮮やかなもの。身の部分は透明感があり弾力があるものを選びます。

購入後は冷蔵庫で保存しておき、早めに食べきるようにします。切り身の場合は水気をふき取りラップで包み、保存袋に入れて冷凍することができます。

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