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生活情報 暑い夏こそ賢く節電!

暑い夏こそ賢く節電!

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更新日:2016年12月30日

夏はエアコンやクーラーが大活躍する時期。しかし空調にばかり頼ってしまっては、電気代もかかり、夏バテにもなり大変!そこで簡単に今すぐできる、暑さをしのぐ節電方法をご紹介!

エアコンをつける前に一工夫で節電!

風の通り道を作ろう

風がある日とない日。どちらが過ごしやすいかといえば、風がある日ですね。秒速1mの風を感じることで、体感温度は1度下がるといわれています。

木陰が涼しく気持ちがいいように、家の中でも風の通り道を確保すれば、空調をつけなくても快適に過ごすことができます。

家の中に風を通すには、対面している窓やドアを開けましょう。風上と風下を開けることで風が吹き抜けることができ、空気の流れができて湿度を下げることもできます。

しかし、午後2~3時頃までは「凪」と呼ばれる、風が吹かない時間帯があります。この時間に窓を開けると、コンクリートなどで暑くなった空気が家の中に入ってきてしまい、逆効果になることも。比較的気温の低い早朝などが効果的です。

暑い日差しを遮ろう

直射日光は部屋の温度を上げるだけでなく、屋根や窓ガラスなどに熱を蓄積させるので、日が落ちても部屋の温度が下がりにくくなります。直射日光が部屋に入ると、床などにも熱が蓄積されてしまい、温度上昇に繋がります。

そこで、直射日光をさえぎるために、すだれやオーガニングなどを設置しましょう。カーテンなどでは風が吹きぬけにくくなる場合があるので、すだれなどをおすすめします。

テラスや縁側などがあれば、日よけがあるので窓を開放すれば涼しい空間を作ることができます。

打ち水は明け方もしくは夕方に

空気の熱を下げるために、打ち水をする方もいるのではないでしょうか。打ち水は熱くなった地面を冷やすためではなく、地面が熱くならないように行います。

打ち水は昼間にしても温度が高い水蒸気を大量に発生させるだけで、気温も湿度も上がり逆効果になります。必ず明け方と夕方に行いましょう。

熱帯夜でも快適睡眠!

近年では夜の気温が25度以上である熱帯夜が増えており、家の中は湿度も高いため、体感温度はとても高く感じてしまいます。

夏の快眠できる環境は温度が25~28度、湿度が50~60%。しかし、就寝後1時間の布団の中は、温度は約32度、湿度においては発汗も加わり80%以上と、一気に上がります。

これでは暑くて夜中に目が覚めたり、寝苦しい日々が続いてしまいます。

ベッドメイクは布団をめくって

寝苦しい原因は湿気。湿気を下げればエアコンなどで室内の温度を調節しなくても、快眠環境を作ることができます。

湿気を逃がすには、風を通すこと。布団に入る1時間前から部屋のドアや窓を開けて、布団をめくっておきます。こうするだけでも、湿気はだいぶ逃げてくれるので、布団に入った瞬間のムワッとした空気が減少されます。

また、布団はなるべくこまめに干しましょう。寝ているとき人は発汗するので、その湿気をとることも大事です。

布団を干すタイミングは、よく晴れた日の午前10時から午後3時くらいまでで、2~3時間程度。朝方や夕方になると湿気が増えるので、なるべく避けましょう。布団も熱を吸収するので、取り込んだ後は風通りのいい場所に干しておくことをおすすめします。

暑さが厳しくなるにつれて、睡眠が妨げられることもあります。疲れを残さないためにも、睡眠環境を整えてぐっすり眠りましょう。