お家でできる!梅雨シーズンの湿気・カビ対策
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更新日:2017年07月13日
カビ対策 お風呂編
湿気の多いお風呂はカビが生えやすくお困りの方も多いはず。簡単にできる予防法を習慣づけ、カビの発生を防ぎましょう。
その1 熱いシャワーをかける
まずお風呂からあがる時、浴室の壁や床にシャワーで熱湯(42℃~60℃くらい)を掛けます。(熱湯をかけることでカビ自体が死滅します。)
特に石鹸が置いてあるコーナーや身体を洗うスペースは念入りに。
その2 冷水シャワーをかける
熱いシャワーの後は、冷水シャワーをかけてお風呂場の温度を下げます。
その3 しっかり換気をする
換気扇や窓の開放でカビの原因を絶ちます。
窓は全開するよりも、左右10cmくらいを両サイド開けていたほうが風が勢い良く入って早く乾燥できます。
それでもカビができてしまったら?
注意していても気がついたらお風呂のタイルやゴムパッキンにカビができていることも多いのでは?そこで酢と重曹を使って簡単にお掃除する方法を紹介します。
準備物
- ●酢
- ●重曹
- ●霧吹きスプレー
- ●使い古しの歯ブラシ
カビ対策 押入れ編
押入れは湿気がこもりやすいので臭いやカビの元になります。しっかり湿気対策を行いましょう。
①ふとんをぎゅうぎゅうに詰めこまないこと
空気の流れが悪くなり、汗を吸った布団から出た湿気がこもってしまいます。そしてその湿気が今度は冬用ふとんにも吸い込まれ、ダニやカビの住みかとなってしまいます。
②汗を吸ったふとんは少し干してから押入れに入れる
人間の汗を吸った布団は水分がたっぷり含まれてるのでカビの原因になります。
③床と壁に空間を作る
床にすのこを敷き、左右と奥の壁からも少し離すか、すのこを立てかけたりして床と壁に空間を作って収納するようにすると、空気の流れができて、湿気対策になります。
④襖は左・右とも常に少しだけ開けて風が通るように
換気というのは開口部が2箇所以上ではじめて機能します。
さらには扇風機で1箇所に溜まった空気を動かしてあげたり、除湿剤の設置や、和室全体に除湿機をかけるなどすると効果的です。
簡単・身近・お金をかけずに湿気対策
新聞紙
新聞紙は他の紙類と違い、材質が粗くデコボコがあるため湿気を吸うのに優れています。下駄箱やタンスの中、家具と壁の隙間などに新聞紙を入れておきましょう。
木炭
木炭は表面に無数にある小さい孔(穴)に吸着させて除湿だけでなく臭いも取り除いてくれます。
また、炭には防虫効果もあり、タンスなどに入れるのもおすすめ。ホームセンターなどで売っている炭を粉が出ないように布で包むか通気性のある容器に入れて置いておきましょう。1ヶ月に1回天日干しすると効果が持続します。