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生活情報 爪を見て健康状態を知ろう!ケア方法も紹介

爪を見て健康状態を知ろう!ケア方法も紹介

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更新日:2016年10月11日

爪は「健康状態を映し出す鏡」と呼ばれるほど、身体の状態が出やすい部位でもあります。爪がデコボコしている、割れやすい、爪の色がいつもと違うなど、もしかしたら身体の不調を表すサインかも!?

爪の状態を症状別にまとめているので、自分の爪と見比べながら今の健康状態を見てみましょう。健康的な爪に近づけるケア方法も紹介します。

爪の表面や状態を見てみよう

爪の表面に現れる症状をイラスト付きでまとめました。

【縦線がある】
加齢による老化現象が原因。過度なストレスや睡眠不足、過労などでも起こる。
【横線がある】
体調不良や栄養不足により、健康な爪が作られなかった場合に起こる。
【割れやすい】
過労やストレス、貧血、乾燥などが原因。
【二枚爪】
乾燥や鉄分不足、血行不良が原因。
【白点がある】
爪が作られるときに空気が入ることにより起こる。若い女性や子供に多いが治療の必要はない。
【爪半月が無い】
爪の根元にある乳白色の三日月のような部分は「爪半月(そうはんげつ)」と呼ばれ、 爪半月が大きいほど血液循環が良いと言えるが、全部の爪になくても問題はない。
【巻き爪】
爪に圧力がかかり、皮膚に食い込むことにより起こる。 靴で圧迫されやすい足の親指に多い。

爪の色で何が分かる?

爪の色に現れる症状をイラスト付きでまとめました。

【白っぽい】
爪が脆くて割れやすい状態。栄養不足の可能性がある。
【紫】
爪がチアノーゼ(※)状態。末梢神経障害や指先の血行不良、貧血などの症状がある。
※皮膚や粘膜が青紫色である状態のこと。血液中の酸素濃度が低下した際に現れやすい。
【赤っぽい】
根元まで赤くなり身体に熱をもっている場合、喉の渇きや、便秘、高血圧などの症状がある。
【黄色っぽい】
特定の指だけ黄色い場合タバコが原因であるが、全体が黄色い場合は黄疸や肝臓疾患の恐れがあるので検査が必要。
【灰色】
真菌に感染し、水虫である可能性が高い。病院へ行きましょう。
【黒っぽい】
出血が原因の場合もあるが、悪性腫瘍(ガン)などの病気が隠れている可能性がある。早急に病院へ。

爪のケアは身体の内外から

★栄養素を補って身体の中からケア

爪はケラチンというタンパク質からできているので、タンパク質を多く含む肉や魚、大豆、卵、乳製品を積極的に摂りましょう。

また、亜鉛やビタミンB6・ビタミンCも摂ると、タンパク質を構成するケラチンが生成しやすくなります。

  • ・亜鉛を多く含む食材・・・牡蠣、肉類、のり等
  • ・ビタミンB6を多く含む食材・・・にんにく、マグロ、ピスタチオ等
  • ・ビタミンCを多く含む食材・・・ピーマン、ブロッコリー、アセロラ、ゆず等

★保湿&マッサージで乾燥から守る

爪も肌と同様に乾燥に弱いので、ハンドクリームやネイルオイルを塗って保湿しましょう。

また爪だけでなく、赤い点線で囲ってある爪の周りの皮膚にも揉み込むように軽くマッサージしながら塗るようにしましょう!

爪は心臓から離れた場所にあるので、じゃんけんをするように「グー、パー」と動かすと血行が良くなり、血液中の栄養素を指先まで届けることができます。

★十分な睡眠をとって体調を整える

爪は寝ている間に作られるので、毎日6時間は睡眠をとるようにしましょう。
軽い運動をすると寝つきが良くなるだけでなく、ストレス解消にも効果的です。

理想的な爪の切り方

爪の切り方を工夫することで、足の爪に多い「巻き爪」の予防になります。

切り方

  1. まずは、爪を横一文字にまっすぐ切る。
  2. 爪の両端を少しだけカットする。

★切るときのポイント★

爪の長さは指と同じくらい、もしくは指先から爪が見えるか見えないかに整えましょう。

この時、深爪にならないように注意が必要です。また、両端の切り過ぎにも気をつけましょう。

健康な爪は一日にしてならず

今回は、人からよく見られている部分の「爪」ついてご紹介しました。
爪は心臓から遠く、身体の末端にあるので栄養不足であったり、代謝や血流が悪いと“身体の不調”として様々なサインが現れます。

私たちの爪は毎日0.1~0.15mm伸びていると言われており、生え変わるには手だと約3ヶ月足だと約6ヶ月もの期間が必要です。

今ある爪をすぐに変えることはできないので、普段からコツコツと身体の中と外の両面からケアをして健康的な爪へ近づけましょう。