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生活情報 初めてでもできる!多肉植物の寄せ植えと育て方

初めてでもできる!多肉植物の寄せ植えと育て方

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更新日:2020年05月14日

ぷにぷに、コロンとした可愛いフォルムの多肉植物。主に砂漠などで生育しており、葉や茎に水を溜めるため乾燥に強いのが特徴です。巷では、好きな多肉植物を組み合わせて器や鉢に植える「寄せ植え」が注目されています。室内で育てることができ、世話も簡単なので初めての方でも安心して始められます!生活の癒しに、インテリアにあなただけの多肉植物を作ってみませんか。

多肉植物の寄せ植えを作ろう!

多肉植物の寄せ植え

準備する材料

・植える器や鉢(底に穴が開いているものがおすすめ)
・お好きな多肉植物
・多肉植物用の土
・珪酸塩白土(ミリオン)

土を選ぶポイント

多肉植物は茎や葉に水を溜めるので、乾いた土が向いています。市販の多肉植物用の土を購入するようにしましょう。お店の方に相談するのもおすすめです。
今回は穴の空いていない器に植えるので根腐れを防止し、生育環境を良くする珪酸塩白土(ミリオン)も購入しました。

寄せ植えの準備物
多肉植物用の土と珪酸塩白土
寄せ植えの準備物
今回寄せ植えする器

多肉植物は同じ仲間で植える

多肉植物には様々な種類があり、日当たりや水やりの分量等が分かれています。同じ科の植物でそろえたり、それぞれ性質が似ている多肉植物同士をあわせて植えると、育てるときに失敗が少なくなります。

寄せ植えに不向きな種類もあるので、詳しくはお店の方に相談してみましょう。

日光を好む種類 アエオニウム、エケベリア、クラッスラ、グラプトペタルム、セダム、セネシオ、パキフィツム、サボテンなど
日光が苦手な種類 ハオルシア、リプサリスなど
メセン類 リトープスやコノフィツムなどのメセン類は、メセン類のみでまとめるのがおすすめ。

元気な苗を選ぶには?

しっかりと張りがあって、グリーンの色が鮮やかなものを選びましょう。
また、茎がひょろひょろとのびて「徒長」してしまっている苗は避けましょう。

寄せ植えの作り方

寄せ植え手順1
①まずは多肉植物の根に付いた土をやさしく取り、根と土を乾かします。
寄せ植え手順2
②珪酸塩白土(ミリオン)を器全体の1~2割敷きます。
寄せ植え手順3
③珪酸塩白土(ミリオン)の上に多肉植物用の土を敷きます。
寄せ植え手順4
④多肉植物を好きに組み合わせて配置したら、植物に土をかけないように隙間に土を入れます。
寄せ植え手順5
⑤鉢をトントンと叩いたりして、土がしっかり入ったらできあがり!また、マドラー等を土の中に差し込んで突くことで、土の中の隙間を解消することもできます。

寄せ植え後すぐは水やりを控える

寄せ植え後の水やりは約2週間後にしましょう。
多肉植物は乾燥すると根を伸ばそうとする性質をもっているので、乾燥させ、土に定着するようにします。

多肉植物の育て方

多肉植物の寄せ植え

水やり頻度の目安

多肉植物はそもそもあまり水を必要とせず、土全体が湿る程度が理想です。
過剰な水やりは根腐れの原因になるので、水のやり過ぎには気をつけましょう。毎日植物の様子を観察して、置き場所にあった水やりの間隔を見つけてみてください。

植えた鉢の底に穴が空いていないものに植える場合は、水やりをしたら鉢を傾けて、余分な水を捨てることで根腐れを防止できます。

春・秋 成長期なので乾いたらたっぷりと。月に2~3回程度。
水やりの回数は減らし、葉にシワがよってきたらが水やりのタイミング。
与え過ぎは凍死の原因に。夏同様に水やりの回数を減らして、寒さに弱い種類は水やりをストップ。

多肉植物の置き場所は?

多肉植物は、一部を除いて基本的には日当たりの良い場所を好みます。夏場以外は、直射日光が当たる風通しのよい場所に置きましょう。日当たりが悪いと茎がのびる「徒長」の原因となってしまいます。

・日当たりや風通しの良いところ。
・雨に当たらないところ。
・夏は直射日光を避け、涼しい半日陰に。
・室内に置く場合は、クーラーの風が直接当たらないところ。 
・冬は霜が当たらない日当たりの良いところ(室内が好ましい)。

1~2年を目安に植え替えを!

多肉植物も同じ鉢に入れたままにしておくと鉢の中にぎゅうぎゅうに根が回って「根詰まり」を起こし、植え替えのタイミングがやってきます。
1~2年ぐらいを目安に、早めに植え替えをしてあげましょう。

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※この記事は2016年10月11日の公開後、追記・修正をして2020年5月14日に改めて公開しました。